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一人暮らしを安心安全に、一人暮らしの防犯知識と防犯対策の基本。
春は、新生活の季節。就職、入学などのタイミングで、生活拠点とする場所が変わり、一人暮らしを始める人も少なくないのでは。しかもこの時期の多くは、生まれて初めて一人で生活をすることになり、鍵を持つ生活(昔でいう「一国一城の主」)を始める人もめずらしくはないでしょう。そんな一人暮らしを始める皆さん、一人暮らしを見守るご家族にも、初めての一人暮らしに欠かせない、防犯知識と防犯対策の基本をご紹介します。
初めて一人暮らしをする方はこれまであまり意識したことがないかもしれませんが、警察庁が発表した「令和4年1~12月犯罪統計」によると、住宅を狙った空き巣(侵入盗)の認知件数は全国で10,593件。ここ数年増加傾向にある「強盗」も1,148件発生しています。強盗のなかには人的危害を加えることも厭わないケースもあります。
さらに空き巣や強盗以外にも、ベランダに干した洗濯物が盗まれる下着泥棒、室内だけでなく共用のエレベーターや通路などでも狙われる強制わいせつ、盗聴や盗撮、ストーキングなど、一人暮らしには楽しさの反面、リスクがあることも知っておく必要があります。一人暮らしをする女性はもちろん、防犯対策は必須と言えるでしょう。
一人暮らしを始めるにあたり、まずは設備について、あるとよりよい設備や環境を挙げてみましょう。
通常のインターホンだけでなく、TVモニターが付いているタイプです。オートロック同様、モニター越しに会話でき、宅配業者などであっても、置き配を指示したり、目視できることと直接対面するリスクがないところが安心です。
警察庁の統計資料によれば、「侵入窃盗」の侵入手段は、鍵のかかっていない「無施錠」の玄関ドアや窓からの侵入が多くなっています。ですので、一人暮らしの住宅侵入を防ぐためには、玄関ドアの防犯強化が欠かせなく、通常の設備で不安な場合は、自身で次のような防犯グッズを追加しましょう。
一人暮らしを始める際のリスクやそれを補う防犯設備、防犯グッズを紹介しましたが、たとえば賃貸物件であれば、退去時に原状回復を考えると自身で簡単にできないこともあるでしょう。防犯面で不安に思ったら、自分の判断で勝手に設置するのではなく、事前に管理会社や管理人など、もしくは鍵と防犯の専門店に事前に相談しましょう。
信頼できる鍵の専門店を探すときは、美和ロックサービス代行店(SD)といった、メーカー認定店や協会に所属しているかどうかといった第三者のお墨付きがあるなどの客観的な判断基準が役に立ちます。
よりよい暮らし、安心安全な暮らしで、一人暮らしを楽しく、有意義なものにしてください。