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窓の防犯対策できていますか?窓こそ対策が重要な理由とは
一戸建て住宅やマンション・アパートなどの賃貸物件や管理物件のセキュリティ面において、玄関や門扉はもちろん、「開口部」にあたる場所の防犯に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。今回はそんな開口部の一つ「窓の防犯」にフォーカスしてみたいと思います。
警視庁発表のデータによると、住宅を対象にした侵入窃盗の約4割は窓(縁側・ベランダ・バルコニーなど)からとなっており、実は窓は、ドアなど出入口の次に標的に選ばれているとされています。
また、侵入盗(いわゆる泥棒や強盗)に狙われる時間帯では、街なかや住宅地での人通りが減って、入浴や就寝に向かう23~24時が最も多く、注意が必要となります。他にも通勤通学などで、家を空けた後やあわただしくしている朝7~10時の時間帯でも侵入窃盗は多いことが分かります。
※警視庁|令和5年統計 第42表 侵入強盗及び侵入窃盗認知件数(場所別及び時間帯別)

窓の侵入手口として多いとされるのが、ロックの掛け忘れによる「無締り」やガラスを割る「ガラス破り」です。音で気付かれないようにする手法を使ったり、住人がいてもお構いなしに強行するパターンもあります。
「空き巣」はガラス破りが多く、下記の「居空き」や「忍込み」の場合は、無締りが最も多くなっています。
※警視庁|令和6年 東京の犯罪 侵入窃盗の発生状況
※警視庁|令和6年 住まいる防犯110番
一般的に侵入盗は、物件を下見して狙いを定めるといわれています。
そこを出入りする人達の行動パターンや周辺環境などから、侵入しやすい経路・時間帯を割り出して犯行に及んでいるということが想像できます。
窓の鍵と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。窓枠(サッシ)に取り付けられている三日月型の金具を「クレセント」といい、日頃このクレセントで窓の開け締めすることが多いことから「クレセント=窓の鍵」とイメージする方も多いのではないでしょうか。
しかし、これは「防音や断熱を目的とした室内の気密性を高めるための締まり金具」であり「鍵」ではありません。部屋の中から子供でも簡単に開けられてしまうように、防犯を考慮していないものが多いため、室外からもクレセント周りの小さなエリアだけ割れば、手を入れて操作ができてしまい、侵入の際の音や作業にかかる時間を少なくできてしまいます。
このようなことから、窓からの侵入を防ぐには、備え付けのクレセントだけでは不十分ということが分かります。

サッシ(窓枠)の上下に補助錠を設置したり、備え付けのクレセントをキーや暗証番号での施錠機能付きのクレセントに交換することが有効です。万が一、ガラスを破られたとしても、窓自体を開かなくすることで対策する方法です。
侵入盗は侵入するまでに、手間や時間がかかることを嫌います。効率が悪く、発見される確率が上がるためです。そのため、侵入を困難にする防犯性能の高い窓や面格子、シャッターなどを取り付けることで対策する方法です。
犯罪者が心理的に嫌う4つの要素「時間・音・光・目」に対応する手段を効果的に組み合わせ、狙われにくい防犯環境に整えることもポイントです。
たとえば、玄関や窓まわりを物理的に厳重にして、防犯性能をアップグレードする方法(時間)や、人物や振動を感知して発光・発報するセンサー(音・光)や、防犯カメラや監視カメラ(目)を設置することで、心理的に犯行しにくい環境作りを行うことも有効な対策です。
いかがでしたでしょうか。普段、私たちが出入口として使わないため、注意がそれがちな窓。侵入盗の多さがそれを物語っています。きちんと施錠するのはもちろん、防犯面を強化することで狙われにくい物件にし、まわりとの差別化をすることも、住人・賃借人にとって、細やかなところにも配慮ができる会社やオーナーに映ると感じます。
防犯は、専門的な知識が必要となるシーンが多くあります。今回は窓にフォーカスしましたが、窓以外にも物件の周辺環境や防犯状況など、防犯について検討されている方は、一度専門のプロに相談してみてはいかがでしょうか。